■対話の世界をつくり出すこと■~多様な専門知識を理解する能力~

おはようございます。

未明の川崎、
すっかり春の好天が続きそうですね。
そうか、来週はもう、
ゴールデンウイークのはしりですね。



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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


今日、教育ある人間が、
大学時代に楽しんだ教養課程を捨ててしまう理由は、
専門知識を一般知識へと統合できないことにある。
教養課程や一般教養は、教養ではない。

教養としての第一の責務は、
対話の世界をつくり出すことである。

多様な専門知識を理解する能力をもつ者が、
知識社会における教育ある人間である。

ドラッカーは、専門知識のそれぞれについて精通する必要はないが、
次のことは知る必要があるとする。
・何についてのものか
・何をしようとするものか
・中心的な関心事は何か
・中心的な理論は何か
・どのような新しい洞察を与えてくれるか
・それについて知られていないことは何か
・問題や課題は何か



「われわれは、多様な知識に精通した

 博学は必要としていない。

 事実、そのような人間は存在しえない。

 逆に、われわれの知識はますます専門化していく。

 したがって、われわれが真に必要とするものは、

 多様な専門知識を理解する能力である。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part5 自己実現への挑戦  2章’教育ある人間″が社会をつくる)






















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