■視野を広げよ!■~世界についての十分な知識~

おはようございます。

濃霧で立ち込める川崎の朝です。

段々と晴れて、日中は夏の気温になりそうです。
熱中症にお気を付け下さい。

月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
組織階層の中で権限を与え、
決定を下させ、個人の責任の範囲で
タスクをこなさせることを繰り返し行うことで、
その人間の強みを引き出し、
イノベーションにつなげることができる、
とした。


そして、日本の若い世代の人たちには、
20代から遅くとも30代前半のうちに、
少なくとも2〜3年は日本を離れて、
他国で働く経験を積むことを勧めたい、
とする。


ドラッカーは、その理由を、
この書籍の最後の言葉として示している。

情報が高度に専門化し、
ごく限られた領域だけを
守備範囲とするスペシャリストが
増えている世の中で、
日本人は若者を多分野にまたがる
知識や技術を持ったゼネラリストに育てる術に
長けている。

しかし、そんな日本人の中には、
視野が狭く、
「世界について十分な知識が備わっていない」
と感じさせる人が多数存在した。



ドラッカーは、
その原因は海外経験の少なさにある、
と締める。





「学ぶべき課題は日本の外にいてこそ得られます。

 ぜひとも国外に出ていって、

 視界を大いに広げてほしい。

 知識社会が招来する新しい時代においても、

 日本が世界のメインパワーであり続けるための

 原動力になってほしいと願っています。」

~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」

(第6章 個人のイノベーション)

















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