■組織に属すことを止めた理由■~「デキない部下」を持つこと~
おはようございます。
曇り空、今にも雨が落ちてきそうな川崎の朝です。
昨日に続き今日の午後も雨、雨具をお忘れなく。
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
自らの強みは過去のキャリアにある、
とした。
そして、弱みつまり「やってはいけないこと」は、
すぐに気づくことができる、
と続ける。
そのことについて、
ドラッカー自身の経験について述べる。
ドラッカーは、
組織のマネージャとして働くことを
20代の半ばで止めた。
その理由は、自身が人のマネジメントが
下手だと認識したからだとする。
「デキない部下」をデキる部下に変える、
ということは”弱みを一流にする”
という無駄な努力を行うことが、
ドラッカーには耐えられなかったのでしょう。
「端的に言えば、
「デキない部下」を持つことに
我慢ができないことがその理由で、
人を管理し、マネージしていくことが
下手だと認識できたために、
早くから組織に属して働くことを止めたのです。
組織の中にいれば、
好むと好まざるとにかかわらず、
人を管理せざるを得なくなりますから。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」
(第6章 個人のイノベーション)
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