■専門化の壁を取り除くには■~何のために報酬を得ているか~

おはようございます。

快晴、秋晴れの空が
気持ちの良い川崎の朝です。

そろそろ木々も色づき始めた模様、
この週末は紅葉狩りにぴったりの好天です。

良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
ソロモン王の裁きを例にあげ、
間違った妥協というものを示した。

ソロモン王の裁きとは、、、、

二人の母親が、ある赤ん坊を自分の子だと言い争っていた。
そこでソロモン王は、赤ん坊を剣で半分に分けて与えよ、と言い渡す。
一人はその裁きに同意したが、もう一人は、
自分は引き下がるから赤ん坊を生きたまま相手に渡してほしい、と訴えた。
そこで、生きたままを願う母親の方に赤ん坊を引き渡したという話。

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ドラッカーは、
他の部門が何をしているかについての関心が
欠如していることが、政府機関に顕著だが、
専門化が進んでいる病院もひどい状況にあり、
患者のことよりも、それぞれの専門分野のことを
考えているとする。


これも、知識の専門化による
弊害の一つだが、
どうしたらよいのだろうか。




「ここでも、

 何のために報酬を得ているかという、

 例の基準が役に立ちます。

 品質管理を行なっているのは、

 品質管理のためではありません。

 何ごとかを貢献するためです。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第4章 スペシャリストをマネジメントする)




























































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