■ラインの気質とスタッフの気質■~二つの世界を経験させる~

おはようございます。

雲が多く、薄暗い空の川崎の朝です。
今日は一時雨の予報も出ています。
雨具は必要ですね。

月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



新しいポストが適任かどうかを
知る方法はあるのだろうか。。。


ドラッカーは、失敗の原因が
気質的な適性の欠如にある場合は、
かなり早い段階で分かるとする。


たとえば、ラインのポストから
スタッフの仕事を与えられた
40歳の男性は、突然、
まさに人が変わらなければなくなる。

部下に指示していた者が、
現場で行うことは、
指示ではなく、説得と助言のみで、
ほとんどの場合、再起不能なまでに
悩んで落ち込むことになる。


逆に、スタッフの仕事からラインに移され、
命令することの孤独と、
決定することの重荷に
押しつぷされてしまう者もいる。


ドラッカーは、
これらは、気質的な問題だとする。




「しかし、このラインとスタッフという

 二つの世界は、まだ若いうちに経験させておけば、

 十分に対処できるようになるものです。

 これが、多くの組織が、

 若い者をスタッフの仕事に長く就かせずに、

 比較的早期にラインの仕事に

 就かせるようにしている理由でもあります。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第5章人事を行う)





























































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