■人事を決定した者の責任■~人物鑑定に霊感は効かない~

おはようございます。

小雨そぼ降る川崎の朝です。
この雨、だんだん強まり、
雷雨のところもありそうです。
金曜日、夜遅くなる方はお気を付け下さい。

今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

ドラッカーは、
昇進させられた人間も、
何も考えないでよいわけではないが、
昇進人事が失敗したということは、
決定者の失敗ということであり、
事態を改善する責任は決定した側にある、
とする。


そして、あるマネジャ-が、立て続けに数回、
投資案件において決定を誤ったとすれば、
失敗の原因を、景気のせいにしてはならず、
可及的進やかに、決定の仕方を
変えさせなければならない、
と続ける。


昇進人事の決定についても
同じことが言えるが、
昇進人事の打率の記録を取っている
組織さえほとんどない。


ドラッカーは、
マネジメントの成果をあげるためには、
人事において高い打率を
あげなければならないので、
昇進人事の決定ほど重要な決定はない、
とする。
 





「しかしながら、

 人物鑑定に霊感は効きません。

 私が知っている人事の失敗が飛び抜けて少ない人たちは、

 決して特別の能力を持っていたわけではなく、

 人事の決定においてハウツーを

 知っていたというだけです。」

~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第5章人事を行う)




























































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