■それは黒い服をまとうこと■~金権主義にまみれた社会~

 おはようございます。


朝から眩しい陽射しの川崎です。


立秋が過ぎて猛暑のピークアウトも

近いんだろうか。

昨日会社のある千代田区では38度近い酷暑、

今日も暑くなりそうです。


対策が必要です、ステイホームですね。


休肝日明けの水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

パールブームは、

債権を巡る審議に勝ち、

それを元手にゴム・ブームに乗って、

バタビアの農園開発で

百万長者となって帰国した、

とした。



ところがそれは、

心に癒えることのない傷を

負っての帰国だった、

と続ける。



そしてパールブームは、

金権主義にまみれた

バタビアのオランダ人植民地社会で、

貧しさと容貌のゆえに

虐げられての五年間であったので、

二度と傷つかないためには、

紳士にならなければならないと

決めたのだった。





「彼にとってそれは


 黒い服をまとうことだった。


 25着を用意し、


 毎朝着替えた。


 すべて一年で捨てた。」



(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)

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