■立派なオランダ人■~フリードバーグ商会での腹心~
おはようございます。
曇り空の川崎の朝です。
今日も断続的な雨、
涼しくていいですね。
明日からは夏の天気が戻りそうです。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
パールブームは、
ドラッカーの家系を
調べ上げただけでなく、
祖先が印刷したものが、
オランダの図書館にあることまで
調べ上げていた。
そして、
おまけにいつどこで創業し、
いつ廃業したか、
アムステルダムのどこに
店と印刷所を持っていたかまで
調べ上げていた、
と続ける。
こうして彼は、
ドラッカーをフリードバーグ商会での
腹心とみなしたが、
それは、オランダ人は団結しなければならない、
という考えからだった。
ドラッカーが、
祖先がオランダを離れたのは
一八世紀のことであって、
オランダには親戚は
一人もいない旨を指摘しても、
こう言うのだった。
「謙遜しないでください。
やくざな連中のように
アメリカには行かなかったんですから。
今でも立派なオランダ人です」
(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)
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