■ひどいオランダ訛りの英語■~小さな塔を持つ巨大な家~

 おはようございます。


明るい陽射しの川崎の朝です。

今日も熱中症注意の一日になりそうです。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬





ドラッカーは、

ヘンリーおじさんを

リバプールへ迎えに行った数週間後、

フリードバーグから部屋へ呼ばれ

まことに奇怪な姿と容貌の人物

ヴィレム・パールブームに

合うこととなった。



そしてその人物は、

ひどいオランダ訛りの英語で

聞き取るのに苦労したが、

二人で運転手付きの

八人乗りロールスロイスに乗り込み、

不動産屋がつくったリストに従って

一軒一軒見て回った、

と続ける。



ドラッカーは、

それらの家はいずれも、

いくつかの小さな塔を持つ

巨大で薄暗い家だったが、

全部を見終わった頃には、

日が暮れていた、

とする。






「たしかエセックス州だったと思うが、


 運転手が道を間違えたらしく、


 それまで見てきた家の


 二倍はあろうかという、


 塔の数もやたら多い


 荒れ果てた屋敷の前に出た。」



(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)

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