■年俸引き上げて再度要請■~独力でやっていくつもり~
おはようございます。
未明の川崎、
涼しい朝です。
今日は曇り時々晴れ、
気温は30度前後で収まりそうですが、
明日からはまた猛暑が復活しそうです。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
パールブームはドラッカーに、
年間2万5000ドルという高給で、
ニューヨークでの代理人になってほしい、
と提案してきた。
しかしドラッカーは、
彼以外のための仕事は
一切しないで欲しいとの条件が
付いていることを知ったため、
せっかくの申し出ではあったが
それを断った、
と続ける。
そして、ドラッカーが
アメリカに落ち着いた一年半ほど後、
パールブームがニューヨークの自宅に
やって来た。
そのころドラッカーには長女が生まれ、
郊外に小さな家を借りた頃だったが、
彼はもう一度代理人になってほしいと
切り出し、年俸も引き上げてきた。
しかしドラッカーはそれに対して、
非常な光栄ではあるが、
独力でやっていくつもりである旨を
伝えた。
「彼は立ち上がり、
そそくさと出て行き、
二度と私の前に姿を現さなかった。」
(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)
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