■ニューヨークでの代理人■~年間2万5000ドル~

 おはようございます。


曇り空の川崎の朝です。


今日は一日湿り空、

雷雨の予報もありますので、

注意が必要です。


月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーが、

イギリスを離れるために

フリードバーグ商会を辞めることにし、

パールブームに挨拶に行った際に、

パールブームはドラッカーに、

年間2万5000ドルで、

ニューヨークでの代理人を、

三年契約で行ってほしい、

と驚くべき提案をしてきた。



当時の不況下では

想像もできない高給で、

アメリカの大企業の

社長や閣僚よりも多く、

おまけに当時は所得税も

安かった、

と続ける。



ドラッカーは、

引き受けた場合、

仕事はどういうものになるか、

と聞いたところ、

次のとおりの返事があった。




「とくにはありません。


 でも、万一のために


 代理人になっておいていただきたいんです」







(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)

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