■社外に目を向ける■~社風として定着~
おはようございます。
小雨の降る高知の朝です。
今日は予報通り一日雨、
明日に続きそうです。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ジャック・ウェルチは、
不得意分野は決して
一線級の人材を惹きつけないだろうから、
自社の不得意分野を
それを得意とする他社に任せ
その会社の花形社員を
充ててもらうことにしていた。
クレイムズは、
GE社内には長年、
内向きの発想がはびこっていたが、
ウェルチはCEOに就任して以降、
時間をかけてこれを改めていった、
と続ける。
彼は、どうにも解決できそうもない
課題への答えを探す際には、
社外に目を向けなくてはいけない、
とマネジャーたちに発破をかけ、
どこかの誰かが、
もっとよい答えを知っているはずだ、
と何度となく繰り返した。
「これもまた、
ウェルチが目覚ましい成功を収めた理由だろう。
自社の強みを確かめるならわしを、
社風として定着させたのである。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第8章 強みの棚卸しをする)
コメント