■模範的な組織GE■~木っ端みじんに砕け散る~
おはようございます。
既に小雨の降る高知の朝です。
梅雨です、今日はたっぷりと降りそうですね。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
ジャック・ウェルチは、
誰もが大船に乗った気分でいるなか、
組織をテコ入れする必要性を強く感じるなど、
たぐいまれな資質を備えていた、
とした。
そしてウェルチは、
1981年にGEのトップに就任し、
ドラッカーの教えに新鮮な驚きをおぼえた、
と続ける。
だからこそ、
ほかの人々が見すごしていた点に
目をとめたのだろうが
ウェルチは、
マネジメントの教科書では、
模範的な組織だと称えていたGEについて、
再生できなければ自社は
木っ端みじんに砕け散ってしまう、
との危機感を抱いていた。
「これは世の中ではほとんど知られていない秘話で、
わたしにとっても初耳だったが、
ウェルチはCEOに就任するわずか数週間前に、
カリフォルニア州クレアモントにドラッカーを訪ねていた。
ドラッカーはわたしに、
そのときの模様を詳しく語ってくれた。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第8章 強みの棚卸しをする)
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