■結果の出ない仕事■~最強の人材を雇って抜擢する~
おはようございます。
薄い雲を通して
日差しが強くなり始めた
高知の朝です。
今日は一日曇り、
気温もいくらか低そうです。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは,
強みを活かすためには、
人材配置も戦略的に行う必要がある、
とした。
そしてドラッカーは、
非営利団体は逸材を
「結果の出ない仕事」に充てている、
と警鐘を鳴らしていたが、
このような凡ミスは後を絶たず、
すみやかな変革を
不得手とする組織でとりわけ目立つ、
と続ける。
このようなことを回避するために、
年に二回くらいのペースで、
ごく簡単でよいから強みの棚卸しをすると、
大口顧客との契約を他社と争う、
あるいは新製品を開発するなど、
「ここぞ」という勝負どころで
突破口を開くことができる。
クレイムズは、
最強のマネジャーは
最強の人材を雇って抜擢するものだとする。
「ドラッカーもこの点に触れ、
「(ここに眠る人物は)自身よりも優れた人材に
仕事を任せる術を知っていた」
という言葉を紹介している。
これは、産業史上に燦然と輝く
巨星アンドリュー・カーネギーが、
「自分の墓碑銘に」と望んだ言葉である。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第8章 強みの棚卸しをする)
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