■ 未来をつくる二つの方法 ■∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬
大相撲の八百長問題で関係力士の処分と夏場所開催方法の
変更が発表された。
興行かスポーツか、部屋・親方というマネジメント制度の問題、
相撲界全体のガバナンスの仕組み等課題を残したままだ。
トカゲのシッポ切りの感は否めない。
しかし、年配者の多い被災地にとっては、大相撲中継は大きな
楽しみなので、早急に抜本策を出して出直して欲しい。
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ドラッカーは我々が未来に向かう時に取るべきアプローチには
二つの方法があるとする。
そしてその方法は互いに補完関係にあるとする。
「第一に、経済や社会の不連続性の発生とそれがもたらす
影響とのあいだの時間的な差を発見し、利用することである。
すなわち、すでに起こった未来を予期することである。
第二に、来るべきものについて形を与えるためのビジョンを
実現すること、すなわち自ら未来を発生させることである。」
~P.F.ドラッカー「変革の哲学」
身の回りで、これまでと違ったことが起こっているが、
そのギャップの影響や対策がまだ顕著に見えていないことを探して、
自らがそのギャップを前提にしたビジョンを示し実現するという
アプローチが必要とする。
つまりイノベーションの基本を実践することが大事なんですね。
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