■ 労働は社会との絆 ■~人は社会的動物~
ついに我が家に線量計が来た。
我が家の庭周りや、近所の公園等は問題ない数値であった。
全てが原発由来ではないが、最近首都圏各地でホットスポットが発見される。
そしてそのほとんどが市民活動によるものだ。
原発汚染が広範囲に広がっていることが明白になった現在、
市民レベルの活動によっていていいのだろうか。
この様な活動には当然時間にも範囲にもコストにも限界があるため、
全てを網羅できず、ホットスポットが放置されたままになる可能性が高い。
国は当事者として、地方行政が積極的にこのような活動ができるよう
コスト支援を含め、コントロールを行わなければならないにも関わらず
無為無策である。
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「労働(働くこと)」は、生理的、心理的、社会的、経済的、政治的の
5つの次元から見なければならない。
生理的側面からドラッカーは「仕事は均一に設計しなければならないが、
労働には多様性を持たさなければならない。」とした。
続いて、、、
●社会的側面
「大昔から、働くことは、集団に属して仲間をつくる欲求を満たす手段だった。
アリストテレスが、人は社会的動物であると言ったのは、
人は社会との絆のために働くことを必要とすると言ったのである。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
社会はそこにある不満や満足の解決を組織に依存することとなり、
同時に、人の労働はその組織に依存することとなった。
組織社会である。
働く人は職場以外の家族や地域のコミュニティを持っているが、
職場は社会との結びつきを可能とする。
人は職場を通じて社会に関わり、社会における自らの立ち位置を
決めていくことになるんですね。
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