■ 社会に与える影響はマネジメントの責任 ■~故意でなくとも責任がある~

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ドラッカーは、組織が社会に与える影響について、その責任には、自らの活動から生じるものと、関わりなく生じるものがあるとした。

そしてさらに、その原因が故意であろうとなかろうと、その責任は組織のマネジメントにあるとする。



≪福島原発事故≫についてはこのようになる。

事故の影響は、

「子供たちの被ばく、除染、放射線汚染の瓦礫、汚染農産物、食品・観光風評、余儀なく迫られる避難生活等々、、、」

であり、今後数十年継続する。

故意であるかどうかは責任回避の理由にはならないから、東電の「安全と思っていた。」「想定外であった。」との説明は無意味である。

そして、原発を推進する、行政、学者、企業等は、東電を通して間接的に影響を与えたこととなる。

その責任は東電と同義である。

ドラッカーは、組織は責任を果たして初めてその”存在を社会から認められる”とする。

責任を果たせない組織は存在してはならないんです。


「故意であろうとなかろうと、自らが社会に与える影響については責任がある。

これが原則である。

組織が社会に与える影響には、

いかなる疑いの余地もなく、

その組織のマネジメントに責任がある。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」



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