■「社会による救済」の約束■~だが、すべてが終わった。~

おはようございます。

まだ雲がいくらか残ってますが、
青空が広がってきています。

今日も快晴の一日になりそうです。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


中世ヨーロッパを支配した、
「信仰による救済」も
17世紀の半ばに力を失った。

この「信仰による救済」が
姿を消したあとを埋めたものが、
「社会による救済」だった。

「社会による救済」なる思想を
最初に唱えたのがルソーだった。
これを政治思想としてまとめたのが、
イギリスのジェレミー・ペンサムであり、
体系づけたのが、ヘーゲルだった。
ここから生まれたのがマルクスであり、
マルクスの息子たちがレーニンであり、
ヒトラーであり、毛沢東だった。
 


「実際のところ、

 欧米が世界制覇できたのは、

 機械や資本や武器の優位よりも、

 この「社会による救済」の約束のおかげだった。

 だが、すべてが終わった。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 3章 社会の問題に唯一の正解はない)















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