■歴史の境界■~高みに上り谷へと下りる峠~


おはようございます。

曇り空の川崎の朝です。
メリークリスマスですね、
観測開始以来イブの夜に
雪が降ったのは1回だけとのこと。
気象変化で、さらにホワイトクリスマスは、
むかしのことになるんでしょうか。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

 
例えばアルプスにあるブレンネル峠は、
低く緩やかだが、昔から地中海文化と
北欧文化を分けてきた。

またニューヨークにあるデラウェア峡谷は、
峠でさえないが、東部海岸地帯と
中部アメリカを分けてきた。

ドラッカーは、これら地理と同様、
歴史にも境界があるとする。

目立つこともなく、
その時点では気づかれることもない。

だがひとたび越えてしまえば、
社会的な風景や政治的な風景が変わり、
気候が変わり、
言葉も変わる。


「平坦な大地にも、

  高みに上り谷へと下りる峠がある。

  そのほとんどは単なる地形の変化であって、

  気候や言葉や生活様式が変わることはない。

  しかし、なかにはそうでない峠がある。

  本当の境界がある。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 3章 社会の問題に唯一の正解はない)












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