■保守主義の方法論■~二つの保守反革命~

おはようございます。

雲の多い川崎の朝。
段々と晴れてくるようです。

ぶらぶら歩きには
良い気候になりそうです。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、
アメリカの建国の父たちも
イギリスの保守主義者たちも、
権力の分離を信奉したとした。 

そして、彼らは同じ理念に
立っていただけではなく、
自由のもとで機能する社会を
実現するために採用した方法も
同じだったとする。

いずれも同じ方法を採用し、
同じように扱い、同じように使った。

この二つの保守反革命がとった方法は、
彼らが持つ理念以上に重要な意味をもつ。

彼ら1776年の世代は、
実現するための制度的な
裏づけを持たない理念は、
理念のない制度と同じように、
政治的に無意味なだけでなく、
社会的には有害であることを知っていた。

彼らは、理念だけでなくその方法においても
正しかったがゆえに成功した。



「今日多くの政治家と政治思想家が、

 理念こそすべてであって方法は問題ではないとする。

 だがそれは、政治と政治行動の本質の理解において、

 1776年の世代ならば決して犯すことのなかったであろう

 基本的な間違いである。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治  2章 改革の原理としての正統保守主義)











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