■分裂と内戦の二十世紀■~希望の光と道しるべ~

おはようございます。

今日も行楽日和、
快晴の川崎の朝です。

連休中日、お楽しみ下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ルーズヴェルトは、
労働組合の代表を政権に参画させたために、
経済界からは左翼的と見られたが、
労働組合が単独の政治勢力として、
立法や行政を支配する事態は避けた。

発言は反企業的だったが、
政策そのものは終始一貫して、
購買力の向上によって消費需要を増大させ、
経済活動に利益をもたらすというものだった。

農民の利益を強く支持したものの、
前任の大統領が保護主義に走ったのに対し、
断固としてマ-ク・ハナの伝統を守り、
農業をはじめとする生産性の向上に取り組んだ。

しかも彼は、経済発展による繁栄に加えて、
政治改革を中心にした
社会正義を据えることによって、
社会に希望を与えた。



「イデオロギーの分裂と内戦の二十世紀にあって、

 これほどまでに世論の統合に成功した政府はなかった。

 1930年代において、

 アメリカが世界にとって

 希望の光と道しるべとなったわけもここにあった。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 4章「利害による連合」の終わり)

















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