■日本とヨーロッパにおける成功■~基盤は「利害による連合」~

おはようございます。

三連休最終日、
寒く雲の多い川崎の朝です。

今日は成人の日、
社会を担う新成人121万人。

ひとかどを目指してほしい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



 
政治的イデオロギーに代わって、
繁栄の旗のもとに
経済的利害集団を統合するという
マーク・ハナ流の政治は、
アメリカ以外でも機能した。

ドラッカーは、
戦後もっとも実効力のあった
日本の政治が、このマーク・ハナ流の
「利害による連合」に基盤をおいていたとする。

アメリカと同様に、
大都市や地方には有力者がおり、
利害集団間の合従連衡をくり返し、
同じような取引が行われている。
そして、同じような腐敗が見られる。


「1950年以来、

 日本の政治を担ってきた自民党にも、

 際立って日本的な特徴がいくつかある。

 しかし、自民党の政治と組織構造は、

 1930年代のルーズヴェルトの民主党や

 1920年代のクーリッジの共和党に

 きわめてよく似ている。

 日本にも当時のアメリカと同じ派閥がある。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 4章「利害による連合」の終わり)

















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