■経済の主役としての経済国家■~経済の天候の管理者~

おはようございます。

今朝も寒い朝を迎えた川崎です。
東京地方は、暖かな一日になりそうです。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


19世紀末、政府は経済的な機関となった。
その一歩はアメリカで踏み出された。
そして、その数年後には、
アメリカにおいて産業の公有が始まった。

それは初め、1880年代ネブラスカ州で行われ、
その数年後、1897年から1900年にかけて、
オーストリアで、首都の市電、電力、ガスを
没収し市有化した。

それらを行った人たちは、
社会主義者ではなかった。
彼らは資本と労働の間で
急速に激化しつつあった
階級闘争を緩和するための手段として、
産業の公有を行った。

 
「1870年代以降、アメリカは、

 金融、鉄道、電力、電話に対する規制を

 着実に強化していった。

 一九世紀の優れて独創的な政治的発明である政府規制は、

 そもそもの初めから、

 資本主義と社会主義の間の第三の道、

 資本主義に伴う諸々の問題に対する

 対応策として理解された。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 5章 国民国家から大国家「メガステイト」へ)



















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