■不平等という足かせ■~自由への福音の鍵~

おはようございます。

明るい陽射しの川崎の朝です。
今日も30度を超えそうです。
水分補給に要注意です。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



こうして自由についてさえ、
それをいかなる機能もないものとして定義するならば、
その存在は否定される。

社会においては、
何ものといえども何らかの機能をもたないかぎり
存在することはできない。

19世紀という世紀は、
自由を当然のこととしたために、
このことを理解できなかった。

当時は誰も、
「人間の実存はいかにして可能か」
との問いの意味を否定すれば、
人間の自由の意味を否定することになることが
分からなかった。



「あまりに社会的な平等をめざしていたために、

  むしろ逆に、「社会はいかにして可能か」

  との問いのなかに自由への福音の鍵を見ていた。

  不平等という足かせを断ち切ることが、

  すなわち自由の確立であると思っていた。」


~『イノベーターの条件』
(付章 もう一人のキルケゴールー人間の実存はいかにして可能か)
























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