■まったく新しい社会を実現したイノベーション■~職業としての経営者~
おはようございます。 明るい空が広がる川崎の朝です。 昨日は風が強く、時折寒く感じる一日でした。 今日も夕方は少し冷え込みそうです、 夜桜見物には一枚羽織ったほうが良さそうです。 良い週末をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ここで語る言葉は、「経営とは何か」、 「リーダーに求められる資質とは何か」 という普遍的な問いに対する回答になる、 とした。 そして、「経営」という言葉は、 100年ほど前に誕生したが、 ずいぶん昔と捉えられるが、 非常に新しいつい最近の出来事であるとも言える、 と続ける。 それ以前は、企業や組織における事業は、 その所有者が執行するものであると 誰もが思っていたが、第一次世界大戦の直前に 企業や組織の所有者でない者が、 専門家として経営に携わるという形態が登場した。 当時、アメリカではJ・P・モルガンが 職業としての経営者を創り出し、 日本やドイツでも職業経営者の芽が 開き始めていた。 「しかし、まったく新しい組織社会の実現を可能にした 「職業経営者」の誕生というイノベーションが、 真に社会に受け入れられたのは、 第一次世界大戦が終結した後のことでした。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (5章 経営とは?リーダーとは?)