■最も苦労する国■~革新技術や情報の分野での遅れ~
おはようございます。
まぶしい光が差し込む川崎の朝です。
森友問題で、自殺者まで出した。
若いころに官庁に勤めたことがあるが、
まず最初にしたことは、規則を守り
まじめに国民のために仕事に専念します
という服務宣誓。
また実務的には、文書のお作法を徹底的に叩き込まれた。
省内には文書管理部門があり、
そこで制定した規程に一句一字則って作成し、
作成した文書はそこでチェックを受けて
初めて公文書となる。
心理的にも、物理的にも決裁を受けた公文書を
勝手に手直しする隙間はなかった。
自殺された方の背景は明らかではないが、
意に反して職務を行わざるを得ない状況に、
さぞかし無念だったことでしょう。
この無念を晴らすためにも、
問題の真実を明らかにすることが必要だ。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
日本の問題は、世界経済=情報経済の進展の中で、
ひどく立ち後れてしまっている点にある、
とした。
国際的な金融機関や
製造業においては強みを持つ日本だが、
革新技術や情報の分野では
リーダーになり得ていないと続ける。
「情報経済が主軸となる
今後の世界経済の中では、
日本が最も苦労する国になるでしょう。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」
(第4章 日本が進むべき道)
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