■「現実の変化」の二つの特徴■~変化を危機と見誤る~

おはようございます。

快晴の川崎の朝、
朝の冷え込みは続きますね。

日中は今日も花見日和、
しかし夜桜見物には、
一枚羽織った方がよさそうですね。


今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
昔の現実に即するのではなく、
変化した現実を理解する必要がある、
とした。

そして、問題重視型の思考では、
今起こっていることが
”変化”であることに
気づくことができないと続ける。

なぜか?
未経験の事象は、
影響もスピードも予測が難しく、
現状を乱す”問題”であり、
”回避すべき危機”である、
と認識するからだ。


未経験の事象が起こっているということは、
変化が起こっているということである。


ドラッカーは、
現実における変化には、
前回とは決して同じにならないこと。
そして、机上で考える変化より先に現れること、
という二つの特徴があるとする。



「このことを理解しなければ、

 変化を危機と見誤ってしまうでしょう。

 日本に起こっていることは危機ではありません。 

 --日本に起こっているのは、変化なのです。」

~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」

(第4章 日本が進むべき道)






















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