■農村地帯に住む両親■~殺風景な田舎町も大都会~
おはようございます。 寝苦しい夜が明けた川崎の朝です。 まぶしい日が射し始めています。 今日も日中は30度をはるかに超えそうですね。 熱中症事故が増えています。 十分注意して下さい。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 開発途上国が抱える大きな問題は、 高度な訓練や学校教育を受けて いない若者に適した仕事を見つけることだが、 それでも、こうした若者は間違いなく、 その両親よりもはるかに充実した 訓練や学校教育を受けている、 とした。 そして、もっと重要なのは、 彼らの両親の住んでいたところが 農村地帯だということだ、 とする。 そこは住民が何か騒ぎを起こしたら、 軽機関銃で武装した警官が送り込まれ、 あっという間に鎮圧されるという地域であった。 しかし今では、子どもたちは トラックの荷台にもぐり込んで 4時間も我慢すれば、 大都会にたどり着ける。 「1939年に書かれたメキシコの 旅行案内書に載っている 殺風景な田舎町の中には、 今、150万人もの人口を 抱えているところもあります。 それはグアダラハラ、プエブラ、 サンミゲルデアレンデ、オアハカで、 どこも大都会になっています。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")