■リーダーの最大の過ち■~人々の熱意とビジョン~
おはようございます。
雲が散らばる中、
青空が覗くの高知の朝です。
朝の空気は涼しく清々しく感じます。
しかし日中は猛暑に近づくんでしょうね。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
企業のリーダーたちは、
何十年も前に亡くなった人々が始めた
事業活動に寄りかかり、
市場リーダーの地位を
保っているにすぎないのだ、
とした。
そしてクレイムズは、
リーダーは後継者の育成を
考えなくてはならない、
というのもドラッカーの信念だった、
と続ける。
ドラッカーは、
自身が亡くなったり、
去ったりした途端に
組織が崩壊するような状態を作るのは、
リーダーの最大の過ちであるとし、
さらに次のとおり続ける。
「ソ連はスターリンの死去とともに揺らぎ、
多くの企業も偉大なリーダーが去ると
たちまち迷走する。
優れたリーダーは、
『リーダーの究極の試金石は、
人々の熱意とビジョンを引き出せるかどうかだ』
と心得ている。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第9章 何より重要なこと)
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