■顧客がツケを支払う■~コンサルタントは栄誉に浴さない~
おはようございます。
雲が多い高知の朝、
高温多湿の一日になりそうです。
昨日は高知市夏季大学の最終日。
コロナ陽性になり4700円の
全ての講義がパーになるのもなんとも口惜しい。
発症後10日も超えたし出席、
最終講義は直木賞作家の今村翔吾さんでした。
作品を読んだことはなかったですが、
生の話は良いですね。
今後の活動として、
ガラスの天井である司馬遼太郎の『竜馬がゆく』、
とは違った観点で、
龍馬をテーマにした作品を書くと宣言した。
これは楽しみだね。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
ドラッカーは50年もの間、
黒子としてGEを助け、
世界で最も称賛され
模倣される企業の一つへと育て上げたが、
その功績はほとんど知られていない、
とした。
そして思い起こせば、
インタビューをはじめてまもなく、
ドラッカーは、
コンサルタントが間違いをすると、
顧客がそのツケを支払うことになると語っていた、
と続ける。
クレイムズは、
ドラッカーは言葉に表さなかったが、
その逆もまた言えるのではないかとする。
つまり、顧客企業が好業績をあげても、
コンサルタントは栄誉に浴さないのだ。
「GEがこの50年間、
世界でも指折りの優良企業の座を
保ってきたことは、
誰もが知っている。
だが、ドラッカーがGEに
どれほどの影響をおよぼしたかは、
ベールに包まれたままだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第10章 ドラッカー、ウェルチについて語る)
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