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■体系的、目的的、組織的に遂行する■~経済的課題へのコミットメント~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 2013年の大みそか、今日も快晴の川崎です。 最後まで様々なことが起こった、今年も今日限り。 新たな歳は今日の空のように、見渡しの良い年になればいいですね。 一年間のコミュニケーションありがとうございました。 2014年が皆様に良い年でありますように! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者に必要なコミットメント、三つ目。 働く人たちは、一人ひとりが経営幹部として行動する必要がある。 そのためには、自分自身の役割と仕事そして組織全体の経済的成果をあげるための行動を、 仕組みを作って、目標と基準を明確にし、組織として行うことが重要である。 「自らの職務と仕事、および企業全体としての経済的課題を、  体系的、目的的、組織的に遂行するコミットメント。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(終章 コミットメント)     

■自分自身を割り当てる■~唯一最大の資源~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 今日も快晴の川崎の朝です。 残すところ2日やり残しにご注意を! 今日は孫を連れて高尾山に見納めに行こう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識労働者には、三つのコミットメントが必要とした。 ●集中するコミットメント。 組織に働く者たちには、全てが経営幹部として考え、 振る舞うことが求められる。 そのためにはまずもって自分自身を機会と成果に集中させるという責任を 果たさなければならない。 「知識労働者たる者は、企業の経営幹部として、  自らの管理下にある唯一最大の資源、  すなわち自分自身を機会と成果に  割り当てる責任を果たさなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(終章 コミットメント)     

■成果へのコミットメント■~仕事や技能や技術ではない~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 気持ちよく朝日が昇ってきました。 昨日の東京は、初氷、気温が初めて零下となった。 寒かった、今日も変わらず寒い模様、十分な防寒を。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識労働者には、三つのコミットメントが必要とした。 ●自らの知識と努力をして経済的な成果に貢献させるコミットメント。 知識労働者、つまり現在の働く人たちは、仕事を一生懸命やった、 沢山の時間働いた、新しい技術を習得した、色々なツールをうまく使える、 だけではいけない。 それが成果を生み出し、目的達成に貢献するものでなければならない。 「知識労働者たる者は、  仕事や技能や技術ではなく  貢献に焦点を合わせなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(終章 コミットメント)     

■社会における経済的機能■~知識が中心の資源となった。~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 朝日がまぶしい快晴の川崎の朝です。 大掃除だ! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 現代の社会においては、企業が行う経済上の意思決定が 全体経済の水準や方向性、道筋が決定される。 そしてそれは、大企業のみならず、中小企業においても同様に 経済的な課題と意思決定のための体系的な取り組みが 日常のものとして求められている。 このことは、そこに働く知識労働者のすべてが、 この取り組みを行わなければならないことを意味する。 ”知識が中心の資源となった今日においては、トップだけで成功をもたらすことはできない。” この知識労働者には、次の三つのコミットメントを果たさなければならない。 ●自らの知識と努力をして経済的な成果に貢献させるコミットメント。 ●集中するコミットメント。 ●自らの職務と仕事、および企業全体としての経済的課題を、体系的、目的的、組織的に遂行するコミットメント。 「そこに働く知識労働者は、  すべて企業家として行動しなければならない。  知識が中心の資源となった今日においては、  トップだけで成功をもたらすことはできない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(終章 コミットメント)     

■真に力のある管理手段■~人によって実現される。~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 まだ薄暗い川崎の朝。 いよいよ仕事納め、さぁー来年の準備!準備! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 業績をあげるための三つの能力 その③一人ひとりの人間の職務と組織の精神の中心に、業績を据える。 ドラッカーは、職務の重点を貢献と業績に置かなければならないとした。 そして、組織において”真に力のある唯一の管理の手段”は、 人事の意思決定、特に昇進の決定であるとする。 重要なことは、組織の一人ひとりに経済的な業績への意欲を浸透させることで、 そのためには鼓舞が必要である。 なので、最も重要な地位への人事配置は、次の点を重視する必要がある。 ●企業の目標と成果に関する貢献実績 ●経済的な課題についての貢献実績 ●一つの技能や技術ではなく企業全体のために働く意欲 この章の最後にドラッカーは次の言葉を投げる。 ”計画を立て、詳細を定め、具体化を図り、成果をあげるのは、一人ひとりの経営幹部である。  経済的な成果は、景気のよしあしによってもたらされるのではない。人によって実現されるのである。” 「多様な人から成る組織の中に、  事業において業績をあげることを浸透させることは容易ではない。  だがそれは欠くべからざることである。  業績をあげるための万能の方策はない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第14章 業績をあげる)     

■精神を中心にすえる■~奮い立つことが動機づけとなる人たち~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 未明の川崎、今日明日の首都圏は天気が優れない模様、 雨具を忘れずに。 東北の復興関連工事が、遅れている。 オリンピック開催準備で工事資材や人材が不足していることも大きな原因だろう。 高速道路改修、交通機関整備、開催施設建設等で 今後もますます状況は悪化する。 日本全体の建設関連資源のキャパシティって 考えたことがあるのだろうか? ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 業績をあげるための三つの能力 その③一人ひとりの人間の職務と組織の精神の中心に、業績を据える。 今日企業は、知識を仕事に適用する知識労働者から成り立っている。 そしてその知識労働者様々な場面で意思決定を行っている。 研究者は研究プロジェクトを継続の可否を決定し、 営業部長は高成績の営業担当者の営業範囲を決定する。 またリサーチ担当者はいかなる市場を市場と定義するかを決定する。 等である。 そのためには、知識労働者は、自らあげるべき成果と業績を知らなければならない。 知識労働者は、自ら動機づけし、方向付けするが、自らの知識と仕事が企業全体に どのように貢献するかを知らなければ動機付けはできない。 なので、知識労働者に対しては、職務の重点を貢献と業績に置かなければならない。 そして、それらの貢献に対しては報いなければならない。 ドラッカーは、企業の精神は、どのような人たちを 高い地位につけるかによって決まるとする。 「企業は、その目標とするものを明確にし、  それらを明示し、  知識労働者を鼓舞しなければならない」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第14章 業績をあげる)     

■仕事を具体化する■~新しいものに機会を与える~

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すぐに使えるダウンロード版年賀状ソフトが1600円から販売中 おはようございます。 未明の川崎、今朝の寒さは一息、 と思ったが、二日酔いのせいだ。 気温は3度。 今年も余すところ一週間、やり残しにご注意を。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 業績をあげるための三つの能力 その②仕事を具体化する 新事業や、投資や、新製品のための提案は、次の条件を備えていなければならない。 ●資源の最適利用を実現する ●正しい機会とニーズに焦点を合わせている ●事業の定義の実現を目指している ●企業の目標に沿ったものである そのためには、次のことを明確化しておく必要がある。 ●何が起こると想定しているか。 ●その想定は、企業全体の計画の基礎となっている想定と、いかなる関係にあるか ●それらを実行しなかった場合、何が起こるか ●実行によってもたらされるであろう最悪の事態 さらに、成功した場合には次のことを明確にしておく必要がある。 「もしその新しい事業が成功した場合には、われわれは何にコミットしたことになるか。そのコミットは耐えられるものか」 ⇒ 顧客の声を完全に拾い上げるカスタマーセンターを起ち上げた。 設備は整ったが、そのためのオペレーターは 顧客対応のプロフェッショナルでなければならず、 コール数の増大という成功状況になったときには そのオペレーターの大幅増員を行わなければ顧客の不満は沈静しない。 それらが果たして実行できるのか。 新しい事業のための提案は、資源の確保を明確にしておかなければならない。 そして、ほぼ三年ごとにあらゆる活動や他事業について、期待と実績を見直し、 活動や事業の継続可否を問わなければならない。 ドラッカーは、新しいものに機会を与えるためには、 成果を期待できない古いものは進んで切り捨てなければならないとする。 「組織の中の人材を創造的たらしめることを望むならば、  彼らの仕事や職務を古色蒼然とした仕事の維持ではなく、  将来性のある新しい仕事に結びつけ、  定型化したものではなく成果をあげるものに結びつけるよう  事業をマネジメントしていかなければ