■重要なことは、記録すること■~時間の活用と浪費の違い~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、時間の使われ方を知ることが必要だとした。
そのためには、
まず時間を記録する必要があるとする。
肉体労働については、
かつてティラーが科学的管理法によって
時間の記録をとった手法によって、
あらゆる国において、
肉体労働の作業時間を測定している。
しかし、今後重要な意味をもってくるものは、
知識労働者の仕事についてである。
知識労働者が成果をあげるための第一歩は、
実際の時間の使い方を記録することである。
そして、その方法は、自ら記録しても良いし、
秘書に記録してもらっても良い。
重要なことは、記憶してあとで記録するのではなく、
ほぼリアルタイムに記録していくことにある。
「継続して時間の記録をとり、
その結果を毎月見ていかなければならない。
最低でも年二回ほど、三、四週間記録をとるべきである。
記録を見て、日々の日程を見直し、
組み替えていかなければならない。
半年も経てば、仕事に流されて、
いかに些事に時間を浪費させられていたかを知る。」
~『プロフェッショナルの条件』
(Part3 自らをマネジメントする 第3章 時間を管理する)
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