■仕事を整理する■~努力をしないかぎり、仕事に流される。~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
時間を記録することの次は、
体系的な時間の管理である。
時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、
排除していくことである。
ドラッカーはそのための自己診断として、
いくつかの問いかけを示す。
第一に、いかなる成果も生まない
完全な時間の浪費であるような仕事を見つけ捨てるために、
「まったくしなかったならば、何か起こるか」を問うこと。
第二に、人にできることを任せて、
自らが行うべき仕事に取り組むために、
「他の人間でもやれることは何か」を考えること。
第三に、自らが取り除くことのできる
時間浪費の原因を排除するために
「あなたの仕事に貢献せず、ただ時間を浪費させるようなことを、私は何かしているか」
を聞くこと。
「時間の使い方は、練習によって改善できる。
だが、たえず努力をしないかぎり、
仕事に流される。
時間の記録の次に来る一歩は、
体系的な時間の管理である。」
~『プロフェッショナルの条件』
(Part3 自らをマネジメントする 第3章 時間を管理する)
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