■私にとって価値あるもの■~優先すべきは価値観である。~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、組織の価値観と個人の価値観は、
なじまなければならない。
そうでなければ、
”心楽しまず、成果も上がらない”とした。
ここで、ドラッカーは自分自身が、
仕事で成功していたことと、
自らの価値観との違いに
悩んだことについて語る。
ドラッカーは1930年代の半ば、
ロンドンの投資銀行で強みを発揮して
順風満帆だった。
しかし、違和感を感じ、最終的に退職した。
「私にとって価値あるものは、
金ではなく人だった。
自分が金持ちになることにも価値を見出せなかった。
大恐慌のさなかにあって、
他に仕事の目当てがあるわけではなかった。
だが、私は辞めた。
正しい行動だった。
つまるところ、優先すべきは価値観である。」
~『プロフェッショナルの条件』
(Part3 自らをマネジメントする 第2章 自らの強みを知る)
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