■時間をまとめる■~人というものは時間の消費者である。~

おはようございます。

ドラッカーは、成果を上げるためには
「何をやりたいかではなく、何をやるべきか」
を考える必要があるとした。

1945年トルーマン大統領は、
ニューディール政策の継承が自ら行いたいことと考えていたが、
戦後の混沌状況の中、外交問題が優先すべきことと考え、実行した。

東日本大震災の復旧道半ばという状況を見るまでもなく、
今「何をやるべきか」は山積している。
そんな中で安倍さんは政治空白を作ってまで
「何をやりたいか」を目指す。

今度の選挙は、
有権者が「何をやるべきか」を問われる。



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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、仕事を行うには、まとまった時間が必要とする。

時間は、いかに合計時間が多くても
細切れでは役に立たない。

これは、特に人と働く場合についていえる。

部下との目標管理面談で、
計画や方向づけや仕事ぶりについて話す時間を15分と思っても、
それは思い込みである。
理解させ、影響を与えたいのであれば、1時間は必要となる。



「人というものは時間の消費者であり、

 多くは時間の浪費者である。

 人のために時間を数分使うことは、

 まったく非生産的である。

 何かを伝えるためには、

 まとまった時間が必要である。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part3 自らをマネジメントする  第3章 時間を管理する)



















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