■大きな業績をあげる者■~機会を中心におく~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、優先順位の決定に当たっての、
4つの重要な原則を示した。
科学者の業績は、
研究能力よりも、
機会を追求する勇気によって産み出される。
努力を必要としない研究からは、
大きな成果はあげられない。
同様に、マネジメントの世界においても、
大きな成功を収める企業は、
既存製品の焼き直しではなく、
技術や事業のイノベーションを目ざす企業である。
「問題に挑戦するのではなく、
容易に成功しそうなものを選ぶようでは、
大きな成果はあげられない。
膨大な注釈の集まりは生み出せるだろうが、
自らの名を冠した法則や思想を生み出すことはできない。
大きな業績をあげる者は、
機会を中心に研究の優先順位を決め、
他の要素は、決定要因ではなく制約要因にすぎないと見る。」
~『プロフェッショナルの条件』
(Part3 自らをマネジメントする 4章 もっとも重要なことに集中せよ)
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