■成長のための三つの手法■~教えること、移ること、現場に出ること~

おはようございます。

未明の川崎、涼しい朝です。

箱根で地震が続いている。
昨日は、このところの最大震度の地震を記録した。

御嶽山の噴火以来、
行政の対応も繊細になった。
日本列島は火山群の中に浮かんでいる、
圧倒的な自然のエネルギー、
上手く付き合っていくしかないでしょう。



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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、成長のプロセスを
維持していくための強力な手法として、
次の三つがあるとする。

第一に、うまくいったことを
どのように行ったかを仲間に教えること。
教えることにより、聞き手が学ぶだけでなく、
自らが学ぶ。

第二に、別の組織で働くこと。
そこから、新たな選択の道が開かれる。

第三に、一年に何度か現場で働くこと。

ある医療管理者の例を示す。
流行病が猛威をふるい、
一週間ほど看護人として働かなければならなくなった。
毎日がドラマで、真剣に学ばざるを得なかった。

今日その病院では、年に一週間、
管理者はすべて病棟で働く決まりにしている。




「成長のための偉大な能力をもつ者はすべて、

 自分白身に焦点を合わせている。

 ある意味では自己中心的であって、

 世の中のことすべてを成長の糧にしている。」

~『プロフェッショナルの条件』
(Part5 自己実現への挑戦  3章 何によって憶えられたいか)























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