■悲劇の存在を無視する訓練■~今日厳存する恐怖~

おはようございます。

雨の川崎の朝、
関東地方は、
雷雨の予報も。

お気を付け下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、
人の手になる破局を説明することは
難しい、
とした。

しかし、それらの恐怖が
今日厳存するにもかかわらず、
やがて恒久平和と繁栄が
必然的にもたらされると
考える人たちからなる
無数の委員会がある。

われわれの手になる数々の破局は、
それらの委員会の楽観主義に
何ら影響を与えていない。


「彼らもそうした事実を知っている。

 当然憤慨してみせる。

 だが、そこに破局を見ようとしない。

 すでに悲劇の存在を無視すべく訓練されている。」


~『イノベーターの条件』
(付章 もう一人のキルケゴールー人間の実存はいかにして可能か)







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