■あらゆる人間が孤独な個■~社会における実存は無意味~

おはようございます。

今朝は、薄日が差す川崎です。

さぁ金曜日、ひと踏ん張りしましょう。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


あらゆる人間が突然、
死に直面していることを認識する。

そのとき、あらゆる人間が
孤独な個となる。

彼の実存が
社会のなかにしかなければ、
途方に暮れるだけである。

なぜならば、
社会における実存は
無意味だからである。

キルケゴールは、
この現象を診断して、
「個であろうとしないがゆえの絶望」
と呼んだ。

基本的には絶望に至らざるをえない。


「日常的には、

 人間は永遠における実存という問題に

 取り組まなくてすむ。

 しばらくの間、忘れていることもできる。

 しかし死が存在するかぎり、

 自らの実存について確信することはできない。」


~『イノベーターの条件』
(付章 もう一人のキルケゴールー人間の実存はいかにして可能か)







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