■時間か永遠かの選択■~「人民委員」と「行者」~

おはようございます。

雨の川崎の朝です。
九州地方は豪雨の虞も、
お気を付け下さい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



アーサー・ケストラーの言う
「人民委員」と「行者」は完全に分離し、
二者択一となった。

問題は、時間か永遠かの選択となり、
二つの実存の、いずれか一方だけが
絶対とされるようになった。

その結果が信仰の完全な放擲だった。

人民委員は、権力と効率のために、
精神に関わる全世界を放棄する。

一方の行者は、時間における人間の実存、
すなわち社会における生活を
悪魔のものとし、自らが救われさえすれば、
数百万の命と魂が失われることを厭わない。


 
「いずれも真のキリスト教徒には

 とりえない生き方である。

 精神において生きつつも、

 真の信仰は同朋愛すなわち

 社会的責任において

 実践されるべきことを信ずる

 宗数的人間には選びえない生き方である。」


~『イノベーターの条件』
(付章 もう一人のキルケゴールー人間の実存はいかにして可能か)










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