■ソクラテスと詭弁家の論争■~本人を変え、行動を変える~

おはようございます。

今朝は曇り空、
今にも雨が降りそうですが、
段々と雲が取れ、晴れてきそうですね。
九州、四国は気温が上がり
30度を超える予報も。

南方海上では台風19号が発生、
来週の三連休あたりに近づきそうですね。

日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
私たちの教科書に
書いてあるのは、
机上の知識であり、
その知識を使って
何かをするときに初めて、
机上の知識が
本物の知識に変わるのだ、
とした。


そして、欧米の歴史に見られる
最も古い論争は、
ソクラテスと詭弁家との間で
交わされたもので、
その論点は、知識とは
本人自身を変えるものなのか、
それとも外に向かって
行動するために使うものなのか、
ということであった、
と続ける。


ドラッカーは、
その両方、というのが答えであり、
もし何かを起こしても、
自分には何も起こらないとなると、
その人は本当に学んだことにはならなず、
また、もし何かが自分だけに起こるなら、
本当に知識を活かしていることにはならない、
とする。



「だから問題は、

 『どうすれば私たちは、

 こうした教育を受けたと思われる人たちや

 情報を持っている人たちを使いこなせるのか、

 実力を発揮させられるのか』

 ということになるわけです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1980年代 ■知識の講義I)





































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