■ニワトリと卵の問題■～肉体労働をするつもりがない～

おはようございます。

仄かに明るい朝陽がさし始めました。

今日から10月、ラストクォータ。
また消費増税と軽減策がスタート。
買う側も売る側も、
しばらくは混乱が続くでしょうね。

火曜日今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ．ドラッカー∬



ドラッカーは、
私たちは重視する対象を、
知識を活かして仕事をする人たちへと
移し始めている、
とする。


ただし、ドラッカーに向かって
「二〇世紀の途方もない
教育の拡大がその原因なのか、
それともそれは結果なのか」
などとは聞かないで欲しいと続ける。


これはニワトリと卵の問題であり、
それに答えがあるとは思えないが、
明らかなことを
もうひとつ指摘しておくとする。




「それは、肉体労働が世界のどの国よりも

　高く評価されてきたわが国の場合でさえ、

　12年から16年間何も仕事をしないで

　学校の机にかじりついていた人たちは、

　しないですませられるなら

　額に汗して肉体労働をするつもりがない、

　ということです。」


～Ｐ．Ｆ．ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
（１９8０年代　■知識の講義I）