■生産性のモノサシ■~無能であるかの計測~

おはようございます。

未明の朝は雲の多い
暗い空模様です。

今日は晴れ、しかし明日はまた
雨が降りそうですね。

月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
知識をどのようにして計測し、
評価すればよいのかを
考え抜くことが
知識労働を成果の達成に
集中させられるためには必要であるが、
その成果のひとつの生産性は、
情けないほど低いのが実情だ、
とした。


そして、その原因は、
人が一生懸命働いていないからではなく、
私たちが生産性の本当の意味を
理解していないからだと続ける。


肉体労働でも、
生産性を計測する際に、
どれほど汗をかいたか、
どれほど辛い仕事なのか、
何時間働いたのか
といったことをそのモノサシにするという
同じ間違いをおかした。


ドラッカーは、
フレデリック・テイラー以前、
一般的な生産性の計測のモノサシは、
帰宅したとき労働者が
どれほど疲れているかにあった、
とする。




「これはとても生産性の計測と

 言えたものではありません。

 これではいかに無能であるか、

 の計測です。

 私たちは今、知識労働でも、

 これと同じことを続けているのです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1980年代 ■知識の講義Ⅱ)

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