■外交における軍事力の優位■~宗教まがいの信条~
おはようございます。
川崎の空は晴れ、
未明のピンクから段々青色に戻しています。
関東地方はしばらく快晴ですが、
日中、夜間の温度差が大きそうですので、
体調管理にお気を付けください。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
クレイマーの政治哲学の第二点は、
外交における力の優位だった、
とする。
そして、彼の言う力とは政治力であり、
究極的には軍事力であり、
外交にかかわる重要な要因としては、
これ以外には、
国家を超えた理念、たとえば宗教、
あるいはマルクス社会主義のような
宗教まがいの信条があるだけであるとした、
と続ける。
ドラッカーは、
歴史家でもあったクレイマーは、
スターリンのように
「ローマ法皇は何師団を持っているのか」
などという馬鹿は言わなかった、
とする。
「しかし彼は、
理念というものが、
国力や国の足手まといに
なりうることを懸念していた。」
(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)
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