■師団長より参謀■~トレントンの戦い~
おはようございます。
春となり、
少しづつ夜明けが早まってるんでしょうが、
この時間はまだ闇の中です。
天気は良さそうです。
このまま日中は晴れて、
陽春の温かさになりそうですが、
夕方にはまた真冬の気温に逆戻ります。
帰りの服装は暖かくして下さい。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイマーは、
アメリカ軍参謀長の
ヨーロッパ担当政治顧問になり、
二つの夢の一つを実現した。
そしてドラッカーは、
ケネディ政権の初期の頃、
参謀長と直接行き来できるようになっている
クレイマーの部屋で
二時間ほど話し込んだことがあった、
とする。
その間7,8回は陸軍参謀長本人が顔を出し、
「クレイマー博士、ちょっと時間を割いてほしいんだが」
と言って、彼を自分の部屋へ引っばり込んでいた、
と続ける。
最後は統合参謀本部の
秘密会議に呼ばれて行ってしまったが、
別れの際ドラッカーは、
彼にそろそろ顧問よりも
師団長のほうがいいんじゃないか
と言ってみたところ、
知ってのとおり、
政策が一番大事なんだよと答え、
その後ワシントン郊外の自宅の
夕食に招待してくれた。
「迎えに来た彼の白のベンツには、
独立戦争で最も劣勢だったときの
トレントンの戦いで、
ジョージ・ワシントンが掲げた
独立軍の旗がはためいていた。
そして彼は、片眼魏をかけ、
見事な乗馬ズボンと
磨き上げた集馬ブーツを身につけていた。」
(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)
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