■外交における天賦の才■~ドイツは滅びる~
おはようございます。
快晴の川崎の朝、
冷え込みました。
このところ続いた暖かさ、
今日は相当寒く感じそうです。
暖かくしてお出かけください。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
クレイマーの政治哲学の第三点
”外交における天賦の才の優位”
については、
原則の問題として真っ向から反対した、
とする。
そして、
クレイマーは外交には
最高の政治力が必要であり、
そのためには外相に大人物を求め、
天賦の才が必要だとした、
と続ける。
ドラッカーはその頃まだ、
ビスマルクが勝利を収めた
1878年のベルリン会議の後、
ディズレーリが言ったという
次のセリフを知らなかった、
とする。
「ドイツも可哀想に。
ビスマルクも年だし、
いつまでも生きていられるわけではない。
臆病で何もできないか、
馬鹿で何でもできると思っている奴が、
後を継ぐ。
どちらにしてもドイツは滅びる」
(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)
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