■バットン将軍麾下の師団長■~政治顧問という夢~
おはようございます。
快晴の空の下、
厳しい冷え込みの川崎の朝です。
暦の上では今日から春。
春は名のみの風の寒さや。。。
今日は一日晴れますが寒い一日になりそうです。
暖かくしてお過ごし下さい。
休肝日明けの水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイマーは、
日本の真珠湾攻撃の数日後には、
陸軍に志願し、
最初の戦闘で将校に任命され、
非常な早さで昇進していった。
そして、
終戦時には大佐になり、
バットン将軍麾下の師団長として、
レマゲン橋を陥し、
ライン河を渡った、
と続ける。
四日後にはドイツの山奥で
母親が経営する学校に到着し、
母と妻子の三人との
劇的な再会を果たしたが、
三人は何度かナチスに
訊問されていたが無事だった。
クレイマーは、
退役して民間人となり、
公式の肩書は、
上級政治分析官といった類の
地味なものだったが、
アメリカ軍参謀長の
ヨーロッパ担当政治顧問になったのである。
こうしてクレイマーは、
二つの夢の一つを実現した。
「国防省での彼の部屋には、
およそあらゆる言語の本や、雑誌や、
新聞が積み上げられていた。
参謀長の部屋の続き部屋になっており、
直接行き来できるようになっていた。」
(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)
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