■ウィリアム・セシルの政策■~トレードオフとしての政治~
おはようございます。
雲の多い川崎の朝、
これから雨、
午後は激しく降るとのこと、
ご注意ください。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
クレイマーの外交優先論に対して、
外交の名人が内政を
外交に従属させたこと自体が、
国力の低下を招いたことさえあった、
と反論した。
そして、
ドラッカーがかくあるべしとしたのは、
エリザベス一世の外交顧問、
一六世紀のウィリアム・セシルの政策だった、
と続ける。
ドラッカーは、
彼は国家の生存を重視しつつも、
常に外交と内政をバランスさせていた、
とする。
「そもそも私が、最適化の技術、
害を最小にとどめるための
トレードオフとして政治を
とらえるようになったのが、
これらの問題についての
クレイマーとの議論を通してだった。」
(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)
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