■クレイマーの首を要求■~ナチス側の敗訴に溜飲を下げた~

 おはようございます。


雲の多い川崎の朝です。


昨日は快晴でしたが、

今日は段々曇り空、

夜には雨にところもありそうです。


月曜日、今週もどうぞよろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ムッソリーニと

ヒトラーは犬猿の仲で、

ムッソリーニがオーストリアに

ナチス政権を樹立しようとした

ヒトラーに対し、

開戦をほのめかして引き下がらせた、

とした。



そのため、このクレイマー事件は、

イタリアで大々的に報道され、

イタリア中がナチス側の敗訴に溜飲を下げた、

と続ける。



もちろんナチスのほうは、

面白いとも何とも思わなかったが、

一九三七年から三八年にかけて

ムッソリーニとヒトラーが手を組むや、

イタリアの友人たちは、

クレイマーに一刻も早く

イタリアを離れることを勧めた。



「事実ナチスは、


 クレイマーの首を要求した。


 その頃クレイマーには男の子ができていた。」



(Ⅰ 失われた世界 7章キッシンジャーをつくった男クレイマー)

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