■マネジメントの見直し■〜ガバナンス、組織構造、位置づけ〜

 おはようございます。


未明の高知、

5時半の東の空は、

ほのかに明るくなり始めました。


昨日は寒のピーク、

今朝も思いっきり寒いですよ。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

戦時中の数年間ベニントン大学では、

燃料節約と学生の社会体験のために、

冬の三か月は休講していたため、

マネジメントと組織を

調査させてくれそうな会社を探すとともに、

大学図書館で企業研究のための資料を探していた、

とした。



そして、

紹介してもらった会社は

ことごとく協力を拒み、

その中にはウェスチングハウスの会長のように、

ドラッカーを危険分子と見た人もいた、

と続ける。



図書館もさして役には立たず、

マネジメントにかかわりのある資料は、

工場、会計、販売についてのものが

少々あるだけだったため、

ポール・ギャレットの電話は

実にありがたいもので、

すぐに彼に連れられて

副会長のドナルドソン・ブラウンに会った。



彼はドラッカーに次のように話し始めた。




「『産業人の未来』を拝読しました。


 私たちは、企業のガバナンス、組織構造、


 社会での位置づけなど、


 あの本でお書きになっているようなことに


 現場で取り組んできました。


 もちろん使っている用語は違うでしょう。


 私たちは政治学者ではありませんからね」


(3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

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